何があって……って。
「晴れてる……。」
観心の視線を辿り、さっきまで殺戮魔術があった場所を凝視する。
そこには真っ黒い渦はなくなっていて、先輩だけが立っていた。
もしかして……殺戮魔術を消した?
まさかと思いながらも、先輩のほうをおぼろげに見つめる。
涼しい顔をしているようにも、ほっとしているようにも見えるから、どうなのかは分からない。
だけど周りはお構いなしに、歓声を上げていた。
「やっぱり元宮神菜かっけー!」
「これならあたしたちの族長が探してるのも分かるわ~。」
「あんな完璧な人間、欲しがらない奴のほうがいないだろ!」
先輩へのたくさんの声が聞こえ、鬱陶しいと思う。
今まで先輩の見た目しか見てこなかったのに……掌返しが過ぎる。
まぁ、僕が言えたことじゃないけど。
それでも先輩が無事で……本当に、本当に良かった。
死ぬかもしれないと覚悟していたから、無傷な先輩を見て涙が零れそうなほどに安心した。
「まさかおりちゃんが、元宮神菜だったとは……。」
「晴れてる……。」
観心の視線を辿り、さっきまで殺戮魔術があった場所を凝視する。
そこには真っ黒い渦はなくなっていて、先輩だけが立っていた。
もしかして……殺戮魔術を消した?
まさかと思いながらも、先輩のほうをおぼろげに見つめる。
涼しい顔をしているようにも、ほっとしているようにも見えるから、どうなのかは分からない。
だけど周りはお構いなしに、歓声を上げていた。
「やっぱり元宮神菜かっけー!」
「これならあたしたちの族長が探してるのも分かるわ~。」
「あんな完璧な人間、欲しがらない奴のほうがいないだろ!」
先輩へのたくさんの声が聞こえ、鬱陶しいと思う。
今まで先輩の見た目しか見てこなかったのに……掌返しが過ぎる。
まぁ、僕が言えたことじゃないけど。
それでも先輩が無事で……本当に、本当に良かった。
死ぬかもしれないと覚悟していたから、無傷な先輩を見て涙が零れそうなほどに安心した。
「まさかおりちゃんが、元宮神菜だったとは……。」

