最強さんは魔術少女を溺愛したい。⑤ ~最強さんの最大級溺愛は留まらない~

 政府には戻りたくないけど……けじめをつける時だよね。

 まずは創さんに真偽を確認しに行かなきゃならないから、核だったストーンを持って校舎へと戻ろうとする。

 テレポート、使えたかな……。

 さっき大量に魔力を使ったから、それほど残ってないかもしれない。

 あはは……そうだったら、自力で戻らなきゃだなぁ……。

 苦笑いを一人で零し、とりあえず魔術を発動させようと動く。

 ……その途端、私の体は熱を帯びたように熱くなった。

「……な、なに、これ……っ。」

 今まで感じたことのない熱に襲われて、その場にしゃがみ込む。

 たくさんの生徒さんたちが見ているけど、私はそれどころじゃなかった。

 ……そうだ、思い出した。

 私は魔力の上限がない。その上、魔力が完全になくなる事はない。

 だけど体は魔力が多すぎても少なすぎても、耐えられない。

 今の状態は魔力が極度に減っている、いわゆる極限状態だ。

 残っている魔力は魔力不足を解消しようと、一気に魔力量を増やす。

 ……つまり、体内で魔力が暴れてるんだ。