「そう言えば,中身はともかく。小瓶が見当たりませんね。……まさか,耐えたんですか?」
私に理性が残ってる。
そう気付いたダーレンは,余計な質問を全て飛ばした。
流石に,私の脳や身体は,正常とは言えない。
それでも今私がそのレベルでいられるのは,手にする前にと処分してしまったから。
ただそれだけのこと。
私から目を離さず,ダーレンは注意深く辺りを見渡すけれど。
思ったより早く,その存在が無いことに気付かれた私は次の行動に惑う。
本当は中身だけ棄ててしまいたかったけど,何かの間違いで私が口にしてしまうとも限らない。
その上おかしな香りがするともしれないから。
そう考えると,小瓶ごとで限界だった。
小瓶は排泄用の壺の中。
爆発するんじゃとひやひやしながら,私はシェリア達と別れた後,そこにほいと手放していたのだった。
私に理性が残ってる。
そう気付いたダーレンは,余計な質問を全て飛ばした。
流石に,私の脳や身体は,正常とは言えない。
それでも今私がそのレベルでいられるのは,手にする前にと処分してしまったから。
ただそれだけのこと。
私から目を離さず,ダーレンは注意深く辺りを見渡すけれど。
思ったより早く,その存在が無いことに気付かれた私は次の行動に惑う。
本当は中身だけ棄ててしまいたかったけど,何かの間違いで私が口にしてしまうとも限らない。
その上おかしな香りがするともしれないから。
そう考えると,小瓶ごとで限界だった。
小瓶は排泄用の壺の中。
爆発するんじゃとひやひやしながら,私はシェリア達と別れた後,そこにほいと手放していたのだった。



