『…は?』
屋上は、一応立ち入り禁止エリアである。
私はソウ君の神聖なるパワー(権力)により
許されてますけど。
…誰かいたの!?
バッと振り返れば、そこには銀髪に、
青い目をした男が仁王立ちで私を睨めつけているではないか。
絶世のイケメン…ということは。
『古立、和…?』
さっき、“俺”って言ってたよね!?
まさかの天敵?とバッティング!!
願ったり叶ったりの奇跡である。
ゲームでレアキャラを発見した気分。
向こうは私を全く知らないため、かなり
困惑していた。
一方的に情報得ただけだもんね。
しかも、これは秘密裏の行動だからね。
「…お前、誰なの?」
待ってました、その質問。
『奥薗彩羽、1年、同じクラス』
「…いや、そういうことじゃなくて」
簡潔に返したら、うーん?と首をひねられた。
ツッコミがお上手なことで。
分かってるって、私が“何者”かって
ことが知りたいんでしょ?
そうとなれば、にっこり作り笑顔。
屋上は、一応立ち入り禁止エリアである。
私はソウ君の神聖なるパワー(権力)により
許されてますけど。
…誰かいたの!?
バッと振り返れば、そこには銀髪に、
青い目をした男が仁王立ちで私を睨めつけているではないか。
絶世のイケメン…ということは。
『古立、和…?』
さっき、“俺”って言ってたよね!?
まさかの天敵?とバッティング!!
願ったり叶ったりの奇跡である。
ゲームでレアキャラを発見した気分。
向こうは私を全く知らないため、かなり
困惑していた。
一方的に情報得ただけだもんね。
しかも、これは秘密裏の行動だからね。
「…お前、誰なの?」
待ってました、その質問。
『奥薗彩羽、1年、同じクラス』
「…いや、そういうことじゃなくて」
簡潔に返したら、うーん?と首をひねられた。
ツッコミがお上手なことで。
分かってるって、私が“何者”かって
ことが知りたいんでしょ?
そうとなれば、にっこり作り笑顔。



