和が、私の病室の入口の前に立った。
その手には、綺麗な花束が握られていて。
私を真っ直ぐに見つめてくる和の目には、うっすらと涙が滲んでいた。
「…目、覚めたのか」
『うん』
「…庇ってくれて、ありがとう」
『うん』
「…守れなくて、ごめん」
『…』
一言一言に、色々な感情が溶けていた。
安心、申し訳無さ、後悔、罪悪感、感謝…。
和は、私と距離をあけて話していた。
…終わりよければ全てよし、なんて言葉で終わることはできないと悟った。
そりゃ、和からしたら、トラウマにもなるよね。
…でも、これも全て、私が自分の意志で和を救けようとして起きたこと。
そんな私が、和に言えることはー…。
『…謝らないで。
私、和を救けるために、黃鳥高校に入ったんだよ。
和が望んでも、望まなくても、側にいるって決めてたんだ。
…たとえ、“王蝶”ってことがバレても、守りたかったんだよ…』
その手には、綺麗な花束が握られていて。
私を真っ直ぐに見つめてくる和の目には、うっすらと涙が滲んでいた。
「…目、覚めたのか」
『うん』
「…庇ってくれて、ありがとう」
『うん』
「…守れなくて、ごめん」
『…』
一言一言に、色々な感情が溶けていた。
安心、申し訳無さ、後悔、罪悪感、感謝…。
和は、私と距離をあけて話していた。
…終わりよければ全てよし、なんて言葉で終わることはできないと悟った。
そりゃ、和からしたら、トラウマにもなるよね。
…でも、これも全て、私が自分の意志で和を救けようとして起きたこと。
そんな私が、和に言えることはー…。
『…謝らないで。
私、和を救けるために、黃鳥高校に入ったんだよ。
和が望んでも、望まなくても、側にいるって決めてたんだ。
…たとえ、“王蝶”ってことがバレても、守りたかったんだよ…』



