兄妹揃って息ピッタリだった。
由宇は、やれやれと言いたそうに首をすくめている。
開け放たれたドアから、また別の訪問者がやってきた。
「…彩羽?」
部屋の入口の前に、頼人が現れた。
見舞いの品らしいフルーツバスケットを持って病室内に入ってくる。
『…え、頼人!?』
私の癒やし…っ!
頼人は無言のまま、ベッドに横たわっている私にツカツカと近づいてきて。
『…ん?』
あれ、名前呼んだのに。
まさかのスルー。
いつもと反応が違う頼人に首を傾げる。
「彩羽の馬鹿!
心配したんだからね!」
頼人が開口一番に馬鹿なんて。
怒ってる顔は初めて見た。
ポカーンと驚いてる私に、頼人は目を細める。
「…良かった、生きてて」
私を見つめて、僅かに涙をこぼした。
…そっか、心配かけちゃってたか。
申し訳ないのと同時に、嬉しかった。
『…ありがと』
「…うん」
ぐす、と鼻をすすって、頼人はいつものように笑った。
由宇は、やれやれと言いたそうに首をすくめている。
開け放たれたドアから、また別の訪問者がやってきた。
「…彩羽?」
部屋の入口の前に、頼人が現れた。
見舞いの品らしいフルーツバスケットを持って病室内に入ってくる。
『…え、頼人!?』
私の癒やし…っ!
頼人は無言のまま、ベッドに横たわっている私にツカツカと近づいてきて。
『…ん?』
あれ、名前呼んだのに。
まさかのスルー。
いつもと反応が違う頼人に首を傾げる。
「彩羽の馬鹿!
心配したんだからね!」
頼人が開口一番に馬鹿なんて。
怒ってる顔は初めて見た。
ポカーンと驚いてる私に、頼人は目を細める。
「…良かった、生きてて」
私を見つめて、僅かに涙をこぼした。
…そっか、心配かけちゃってたか。
申し訳ないのと同時に、嬉しかった。
『…ありがと』
「…うん」
ぐす、と鼻をすすって、頼人はいつものように笑った。



