追いかけようとして足を踏み出したが、「付いてくるな」と拒絶された。
ー「二度と近づくな」
あの日と、酷く重なる。
私、またお兄ちゃんを引き止められないの?
踏み出そうとした足が震える。
嫌だ…、このまま別れたら。
また、会えなくなりそうで、…怖いよ。
今度は、二度と会えないんじゃないかって。
抗争なんて、命の奪い合いじゃん。
生きて、帰ってこれる保証もないのに。
どうして、…お兄ちゃんは突き放すの?
目から雫が零れ落ちて、頬を伝った。
ソウ君は、私の方を見ずに、忠告を残して出て行ってしまった。
バタン、とドアの閉まる音が耳に響く。
このままじゃ、地獄が始まってしまう。
大切な人達が、不本意に傷つきあう。
そんなの、許していいはずがない。
…ない、のに。
ー…私は、和のために、ソウ君のために、何ができる?
ー「二度と近づくな」
あの日と、酷く重なる。
私、またお兄ちゃんを引き止められないの?
踏み出そうとした足が震える。
嫌だ…、このまま別れたら。
また、会えなくなりそうで、…怖いよ。
今度は、二度と会えないんじゃないかって。
抗争なんて、命の奪い合いじゃん。
生きて、帰ってこれる保証もないのに。
どうして、…お兄ちゃんは突き放すの?
目から雫が零れ落ちて、頬を伝った。
ソウ君は、私の方を見ずに、忠告を残して出て行ってしまった。
バタン、とドアの閉まる音が耳に響く。
このままじゃ、地獄が始まってしまう。
大切な人達が、不本意に傷つきあう。
そんなの、許していいはずがない。
…ない、のに。
ー…私は、和のために、ソウ君のために、何ができる?



