もっと求めて、欲しがって、お嬢様。





「っ…、ズルいわ碇…っ」


「朝も夜もいっぱいして欲しいと言っていたじゃないですか。あんなの生殺しです、生殺しなんですよ、……というわけで今日こそは確実に最後までしたいです…!します!」


「ちょ、ひゃ…っ、んん…っ!」



理沙お嬢様、理沙お嬢様、

イタリアはどんなところなのか気になりませんか?

きっと素敵な町なんでしょうね。


そこでね、ふたりで暮らせるんですって。



「…碇…?どうしてそんなに嬉しそうな顔をしてるの…?」


「ふふっ、いえ、なんでもありません」


「隠し事なんかだめよ…!私だって…知りたいわ」


「もちろんです!でも今は…俺が理沙お嬢様を独り占めしたい」


「んっ…!」



早瀬さん、あなたの言うとおりだった。

理沙お嬢様を笑顔にして幸せにできるのは俺しかいない。


そして、



「しょ、章太郎…、だいすきよ」


「…Ti amo con tutto il cuore, Risa.」


「な、なんて言ったのよ…、今のはイタリア語…?いつの間に話せるようになったの」


「へへ、俺は一応はSランクでもありますから。あっ、理沙お嬢様も近いうち話せるようになります!」


「え、私も……?どうして…?もうっ、笑ってないで答えなさいよっ」



俺を笑顔にして幸せにできるのだって、理沙お嬢様しかいないんだ───。




おまけ① fin.