そして、高校二年生になった頃、五月が放課後一人教室に残ってテスト勉強をしていた時のことだった。突然ドアが開き、音に驚いて顔を上げるとそこには光輝がいた。
忘れ物でもしたのかな、そう胸を高鳴らせながら五月は思う。ずっと見ているのは失礼だとすぐに五月はノートにもう一度目を向けようとしたのだが、光輝はツカツカと五月の元へと歩いてきた。そして、テーブルに光輝の大きな手が乗る。
「お前俺のこと好きなんだろ?いいよ、付き合ってあげても」
「えっ……」
突然の光輝からの告白に驚いたものの、嬉しかった五月はその場で何度も頷いた。こうして、正反対の二人は付き合うことになったのだ。
だが、幸せでいっぱいだったのはほんの少しの間だけだった。
「今日のデートさ、やっぱ映画じゃなくてバッティングセンターな。んで、昼はここのラーメン!」
デートは光輝の行きたいところが優先される。五月の行きたいところに連れて行ってもらえることはほとんどなく、急なデートの行き先変更も多々あった。
忘れ物でもしたのかな、そう胸を高鳴らせながら五月は思う。ずっと見ているのは失礼だとすぐに五月はノートにもう一度目を向けようとしたのだが、光輝はツカツカと五月の元へと歩いてきた。そして、テーブルに光輝の大きな手が乗る。
「お前俺のこと好きなんだろ?いいよ、付き合ってあげても」
「えっ……」
突然の光輝からの告白に驚いたものの、嬉しかった五月はその場で何度も頷いた。こうして、正反対の二人は付き合うことになったのだ。
だが、幸せでいっぱいだったのはほんの少しの間だけだった。
「今日のデートさ、やっぱ映画じゃなくてバッティングセンターな。んで、昼はここのラーメン!」
デートは光輝の行きたいところが優先される。五月の行きたいところに連れて行ってもらえることはほとんどなく、急なデートの行き先変更も多々あった。


