最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 あ、新さん……?

 私の頬を優しく撫で、新さんは満足そうに微笑んでいる。

 くすぐったくて身をよじるけど、新さんの瞳が私をしっかり捉えているから何もできない。

「俺が嫉妬したのは、きっと神菜が思っていることじゃない。」

 新さんは再びそう呟き、ふっと息を吐いた。

 私が思ってることじゃないって……玩具を取られた感覚じゃないって事?

 た、確かに新さんが言うように違うのかもって私も思ってるけど、そうじゃないと結論付けられない。

「新、さん……?」

 新さんのさっきの言葉を聞いた瞬間、新さんの周りの空気が一変した。

 何が起こっているのか、自分がどういう状況に置かれているのかもわからずに、固まり続ける。

 新さんは相変わらず私の頬を撫でて……こう、私に言った。

「俺が男どもに嫉妬したって理由は……神菜、お前のことが好きだからだ。」

 ――え?

 新さんに言われた言葉が分からず、目を大きく見開いてしまう。

 今、新さん何て言ったの……?

 言葉の意味が分からなくて、瞬きを何度も繰り返す。