最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

「栞、男子の決勝始まるよ。」

 その時、天さんにそう言われてはっと我に返った。

 こ、こんな時にも仕事思想になるなんて……うっかり口を滑らせたら大変だっ。

「は、はいっ……!」

 私は天さんに大きく返事を変えし、男子の決勝の行方を見届けようと意気込む。

 コート内にはさっき一年に勝った疾風君のチームと、新さんのチームの人が立っていた。

 その中にちゃんと新さんと疾風君もいて、緊迫した雰囲気が流れている。

 疾風君たちのチームは緊張しているのか、若干体が強張っているように見えた。

 だ、大丈夫かな、疾風君たち……。

 そう心配していたけど試合が始まると、さっきの緊張が嘘のようになくなるのを見て取ることができた。

 でもそれよりも……驚くことが目の前で起きたんだ。

「……え?」

 その出来事は、会場のざわつきを一斉に収めるほどのもの。

「やるね、神々。」

 天さんも面白そうに笑っていて、新さんのほうを見ている。

 さっき起きた出来事、それは……。

「一瞬でスリーポイントシュートするなよ!」