最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 新さんがそんな顔する必要なんてないのに……。

 あたふたとどうして良いのか分かっていない私を置いて、新さんは言葉を続ける。

「お前に何か危ない事があると思うと、気が気じゃない。だが俺も……過保護になりすぎだな。しつこいだろ。」

 弱音を吐くように言葉にした新さん。

 そんな様子の新さんに、胸がキュッと締め付けられる感覚に陥った。

 ……そんな事、新さんが思う必要なんてない。

 心配をかけたことは本当だから、言わなかった私が悪いんだ。

 それに、私は……。

「しつこくなんか、ないです。私、新さんにこうやって優しくしてもらうの、好きなんです。」

 最近、新さんに会わないと胸にぽっかり穴が開いたような気になる事が増えた。

 寂しいって事が原因なのは分かっている。

 だけど新さんを困らせないように、今までは黙ってきていた。

 でも今なら……素直に言える。

 私はお椀をテーブルに置いて、ベッドを気をつけながら降りた。

 そのまま新さんの前に移動して、正座になる。