最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 じょ、冗談なんかじゃないのに……新さんは謙虚なんだなぁ……。

 本当に美味しくて、自分が作ったものより何倍も美味しい。

 食欲はなかったけど、これなら全部食べれちゃいそう……!

 ゆっくりとお粥を食べていると、新さんから声をかけられた。

「足、怪我してたのにどうして球技大会に出席したんだ。」

 その言葉に、肩を大きく揺らしてしまう。

 まさかそう言われるとは思ってなかったから、何て答えればいいのか分からない。

 新さんは心配そうに、不安そうにしながら、私を見つめている。

 どうして、かぁ……。

「球技大会なんて初めてで、浮かれてて……怪我してても出席したいって思ってたんです。」

 私はゆっくりと自分の気持ちを言葉に表し、お粥を食べる手を止めた。

 みんなと一緒に球技大会を楽しみたい。普通の高校生のようにはしゃいでみたい。

 そんな願望があって、私は無理をしてでも球技大会に出席した。

「だが、神菜に何かあったらどうする。」

 だけどすぐに、新さんに鋭い言葉を投げられて言葉に詰まってしまう。