最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

「た、多分、大丈夫です……。」

「そうか。これ、作ってみたんだが……口に合うか分からないんだ。」

 新さんが再び戻ってきて、私に小さい木の器に盛られたおかゆを手渡してくれる。

 温かい卵粥で、美味しそうな匂いがよく分かった。

 朝はあんまり食べないほうだけど、これなら食べられるかも……。

「た、食べても良いですか……?」

「あぁ、いいぞ。」

 私の問いに、新さんがそうやって快く答えてくれる。

 きっとこれは新さんが作ってくれたもの。だから食べないと失礼に当たる。

 お、美味しそう……。

 それにすっごく今……お腹が空いてしまっている事実がある。

「い、いただきますっ……!」

 私はベッドのシーツを汚さないように気をつけながら、スプーンを手に取っておかゆを口に運んだ。

 ぱくっと一口食べ、もぐもぐと口を動かす。

 んっ……す、すっごく美味しいっ……!

「新さん、このお粥今まで食べた中で一番美味しいですっ……!」

「冗談は良いんだが……まぁ、食べられてるなら良かった。」