最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 ……それに、新さんの周りの空気が異様に甘いような……?

 理由は分からないけど、私は一応首を縦に振っておいた。

 私、十分甘えてると思うけどなぁ……。

「分かったんなら良い。もう寝ろ。」

「は、はい……。」

 新さんは私の手を握りながら、安心させてくれるようにそう言ってくれる。

 本当はさっきの言葉の意味が分からなくて、モヤモヤしているけど……眠たい。

 もうすぐそこまで眠気が来ていて、私は瞳を閉じるとすぐに眠ってしまった。

 安心できる、新さんの温もりに包まれながら。



「ん……。」

 欠伸を零しながら、体をゆっくりと起こす。

 今、何時だろう……?

 時間を確認しようと周りをきょろきょろと見回していると、突然寝室の扉が開いた。

「おはよ、神菜。」

 扉から姿を見せたのは、寝起きな様子の新さんでいつもとは違うラフな格好。

 ……な、なんだか新鮮。

 新さんの私服を見たことがなかったから、ついそんな事を思ってしまう。

「お、おはようございます……?」