最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

「神々のどこが良いんですか?」

 何で今、新さんが出てくるの……?

 創さんの口から飛び出した言葉に驚きながらも、何とか離してもらおうと訴え続ける。

「痛い、ですっ……!創さん、離して――」

「……神菜、僕のことをどうして見ないの?」

 大きな芯のある声で告げられた言葉は、狂気ささえも感じる。

 離して、ほしいのにっ……!

 身をよじって抵抗するけど、男の人の力には敵わない。

 その時、私の左手に創さんはキスを落とした。

 ……っ!

 あからさまな反応をしてしまい、一粒の涙が零れ落ちる。

 や、めて……っ。

 皐月君の時もそうだったけど、そう簡単にキスなんてしないでほしい。

 だけどそう思った瞬間、自分が考えているものとは違う感情が出てきた。

「いや、です……っ。」

 新さんのキスは嫌だと感じないのに、他の人からのキスだと嫌だと感じる。

 新さんからのものじゃないと、嫌っ……。

 でも、そんな事お構いなしに創さんは言葉を続けてくる。

「僕はこんなに神菜のことを想ってるのに、どうして振り向いてくれないの?僕が一番気持ちが強いのに、何で別の奴のところに行くの?神菜の為に何でもしたのに、何でもしてきたのに。」