あっ……それならもう少しだけ残ろうかな。

 創さんがこう言ってくるってことは、もしかしたらすっごく仕事があるのかもしれない。

 私が生徒会に入ったのも、それがきっかけだし……。

 創さんの疲労は最近取れてるみたいだけど、仕事量は多いんだと思う。

「いいですよっ!じゃあ、早く終わらせちゃいましょう!」

「ありがとうございます、神菜さん。」

 笑顔でお願いを了承すると、創さんも笑顔を浮かべてくれた。

 もう暗いし早く終わらせちゃおうっ!

 だけど一応、新さんに連絡を入れておかなきゃ。

 私はスマホで新さんに少し遅くなることを伝え、創さんとお仕事に取り掛かった。



 ふぅ……これで全部かな。

 大体のお仕事が終わったところで、パソコンから目を離して息を吐く。

「神菜さん、お疲れ様です。おかげさまで早く終わらせることができました。」

「これくらいなんてことないですよっ。また困ったことがあれば、いつでも言ってください!できる限りはお手伝いできると思うので。」