最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

《はぁ……神菜ちゃんは癒しだわぁ~……。会いたいっ!》

「私もですっ……!」

 鈴香さんと他愛ない話をしていくと、大分気が紛れてきた。

 やっぱりカウンセリングの先生だけあって、鈴香さんは凄いやっ……。

 そう考えながら二人で談笑していると、鈴香さんは穏やかな声色でこう話し出した。

《神菜ちゃん、本題に入ってもいい?》

「……は、はい。」

 今までのお話が本題じゃなかったのには驚いたけど、私は大きく返事をした。

 きっと私が身構えないように、リラックスさせてくれたんだよね……。

 鈴香さんはそういうところに気が利かせられる人だから、私の尊敬の的になっている。

 鈴香さんになら、何の話をされても大丈夫っ……。

 そう決めた私に聞こえてきたのは、驚くべき言葉だった。

《神菜ちゃんが今通っている月魔城学園にいる生徒、草薙創には気を付けて。》

「……え?」

 創さん……?

 突然創さんの名前が出てきたのも変だと思ったけど、気を付けてって……。

「鈴香さん、どういう事なんですか……?」