最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 鈴香さんは普通の人間だけど、私の魔力の事を誰よりも分かってくれた。

《最近連絡できてなくてごめんねっ!お仕事がこれでもかってくらい多くってさ……。でも神菜ちゃんの声聞いたら元気出た!》

「それは良かったです。……けど、何か用があったんじゃないですか?」

 鈴香さんが電話をかけてきたって事は、それなりの理由があるって事だ。

 だからその内容を早めに聞いておいたほうが、今後にも良い気がする。

 単刀直入に尋ねてみると、鈴香さんは困ったように声を上げた。

《政府のお偉いさんから聞いたんだけどね、神菜ちゃん最近仕事詰め込みすぎじゃない?この前も魔力風邪で倒れたって聞いたし、あたし心配で心配で……。》

 本当に心配してくれているような言葉に、ジーンと胸に響く感じがした。

 鈴香さんはこうやって、いつも私の事を考えてくれている。

 お仕事が大変な時でも、時間がない時でも、私の事を最優先してくれた。

 そんな鈴香さんに心配をかけていると思うと、申し訳なさがこみ上げてくる。

「心配かけちゃってごめんなさい。でも、私は全然大丈夫なので!鈴香さんこそ、お仕事お疲れ様ですっ!」