そのまま私は新さんに手を引かれるまま、家へと帰った。
……ドキドキと高鳴る心臓を、必死になだめながら。
「何かあったら電話しろ。しっかり休むんだぞ。」
「はいっ!新さんも……気を付けてくださいっ。」
新さんは今から寮ではなく学校に向かう為、私を送ってから踵を返した。
その背中を見ながら、さっきの温もりを不意に思い出す。
新さんの手、大きかったな……。
一回手を繋いだ事はあったけど、テンパりすぎてそこまで気が回ってなかった。
だけど改めて考えると、男の人と手を繋ぐなんて事は……新さんが初めて。
魔術師の任務でもそういう事はしたことなかったし、彼氏も特別な人もいないから。
プライベートは政府に管理されているから、身動きが取れない。
……本当は魔力を、早く捨てちゃいたい。
生まれた時から私の魔術は上質なものだったらしく、今でも私をものにしようとしている人は後を絶たないと政府からこの前直々に聞いたばかり。
本当は魔術師になるのも不本意だったけど、政府は私を保護してくれているから文句なんて言えるはずがない。
……ドキドキと高鳴る心臓を、必死になだめながら。
「何かあったら電話しろ。しっかり休むんだぞ。」
「はいっ!新さんも……気を付けてくださいっ。」
新さんは今から寮ではなく学校に向かう為、私を送ってから踵を返した。
その背中を見ながら、さっきの温もりを不意に思い出す。
新さんの手、大きかったな……。
一回手を繋いだ事はあったけど、テンパりすぎてそこまで気が回ってなかった。
だけど改めて考えると、男の人と手を繋ぐなんて事は……新さんが初めて。
魔術師の任務でもそういう事はしたことなかったし、彼氏も特別な人もいないから。
プライベートは政府に管理されているから、身動きが取れない。
……本当は魔力を、早く捨てちゃいたい。
生まれた時から私の魔術は上質なものだったらしく、今でも私をものにしようとしている人は後を絶たないと政府からこの前直々に聞いたばかり。
本当は魔術師になるのも不本意だったけど、政府は私を保護してくれているから文句なんて言えるはずがない。

