最強さんは魔術少女を溺愛したい。④ ~三大勢力の溺愛は急上昇超加速~

 だからきっと……隠してくれるなんて甘い考え、持たないほうが良いかもしれない。

 生徒さんたちにバラされたら……私に処分が確実に下る。

 そうするとここでのお仕事を遂行できないまま、退学になってしまう。

 そ、それだけはダメっ……!

 まだ邪気魔力の件も解決できてないし、バラされるわけにはいかないっ……!

 その瞬間、眼鏡がぱっと外されてしまった。

 天さんの手の中に私の眼鏡が収まっていて、あっさりと取られてしまう。

「やっぱり神菜だったんだね。カマをかけたのに、こんなあっさり引っかかってくれるなんて。」

「カマ……って、ええっ……!?」

 カマをかけた……つまり天さんは、私が元宮神菜だって知らなかったのかもしれない。

 そう考えると自分がいかにとんでもない事をしてしまったのかが自覚できて、頭を抱えたくなる。

 ど、どうしよう……このままじゃ、本当に危ない。

 天さんは好奇心旺盛でとんでもなくぶっ飛んだ事を平然としてしまう人。

 だから、一か八か……!

「て、天さん……私が元宮神菜だってこと、黙っていてくれませんか……?」