恋と、嘘と、憂鬱と。


その後、霧谷先輩と速水先輩も自己紹介を終え、この場にいない久瀬先輩以外の天文部員の紹介が全て終わる。


「…とまぁ、メンバーはこんな感じです。和気あいあいとしてて楽しいよ〜。あと、私は生徒会長も兼任してるので、中々部室に顔を出せないことも多いの。依都も生徒会書紀だからいないことが多くて…実質2年生中心の活動になります」


「…遥奈。そろそろ生徒会の方にも顔出さないと時間ないよ」


チラリと、時計を確認した仙道先輩が峰岸先輩にそう声をかけた。


「あ、ほんとだ。そしたら後は莉里花達に任せちゃっていい?また、後で私も顔出すから。依都行こうか、皆もごめんね!見学楽しんで」


バタバタと、忙しそうに化学室を後にする峰岸先輩達に向かって私達も慌てて、ペコリと頭を下げる。


先輩達が出ていった後、


「…さて、じゃあ遥奈先輩からバトンを渡されたので私が進めさせてもらうね?せっかくだから男子は男子。女子は女子でまずは親睦深めましょうか?霧谷くん、速水くんは隣の空き教室で男子に説明よろしく」


と、原先輩がニッコリ笑みを浮かべて、霧谷先輩達に声をかけた。