元々人見知りで、中学のときも友達なんてほんの数人。 高校は別になって、疎遠になってしまった。 「そう…。依里の魅力は俺が十分わかってるから大丈夫だよ」 そう言って、ポンポンと頭を撫でられる。 「私だって、晴人さんの魅力を独り占めしたいです…」 「…そんな可愛いこと言わないの」 今はキスもできないんだから。