「す、すみません…っ」 慌てて後ろに飛びのいて、謝罪する。 「いや、君ともっと話してみたいな。よかったら近くのカフェに一緒に行かないか」 ちょうどお昼時だし、と誘われる。 「で、でも…」 私と歩いていたら、不釣り合い過ぎないだろうか。 彼が恥ずかしい思いをするのは避けたい。 「君となら楽しくお喋りできそうだ」