彼女のお気に入りだという喫茶店に来た。 マスターのコーヒーやオムライスを絶賛するのには少し妬いたが、確かに美味しかった。 彼女は俺が隣に越してきたのは偶然だと思っているようだ。 彼女の元隣人が、男だったので少々の金を渡して消えてもらった。 彼女の隣は俺のものだ。 なににも興味を抱けなかった俺が唯一、惹かれた女性。 彼女以外に、愛する存在なんていない。