「そろそろお昼ね。竹中さん、一緒に社食に行かない?」 「あっ、すみません。今日は…」 「俺が予約済みなんで」 肩に手が置かれて、振り向くと晴人さんだった。 「あら、晴人君。また竹中さんを独り占めするなんて、ずるいわ」 「俺のなんで、誰にも渡しませんよ」 「精々、捨てられないようにすることね」 「もちろん、俺に夢中にさせますから」