彼女にメールを送って、数分。 彼女は床に座って、正座をして俺に送るメールの文面を考えている。 (一生懸命、俺のことを考えて…。ほんとに可愛い) やっと納得がいったのか、俺のスマホに彼女からメールが届く。 『晴人さんへ 返信が遅くなってすみません。昨日は楽しかったです。 二日酔いにもならなかったので、会社に行こうと思います。 お昼は私に奢らせてください。大したものはご馳走できませんが…。 それから…、私も好き、です。依里より』