今まで何度も彼女を後ろから見守って、家まで見届けてきた。 彼女のことならなんでも知っている。 彼女が忘れているようなことでも、俺は覚えている。 彼女のことだけは、すべて知っておかないと気が済まない。 君のすべては俺のもの。 人知れず、暗い笑みを浮かべる。