隣を歩く依里ちゃん、もとい俺の可愛い彼女は酔っているのか少しフラフラしている。

(可愛いなぁ…)

「ねぇ、手繋いでもいい?」

危なっかしいので、そう提案するとすぐに了承してくれた。

手を絡め、恋人つなぎにする。

彼女はそのことにまた顔を赤くしている。

家がどこにあるのかは知っているが一応確認する。