私の手を握って、そのまま口元に運ばれる。 指先に触れるだけのキスが落とされた。 顔が熱くて仕方ないのは、酔いが回ってるからか目の前の晴人さんのせいか。 「顔が真っ赤だ。可愛い」 「っ、…もう、勘弁してください~///」 「まだまだ、これからだよ。俺の可愛い彼女さん?」 「か、彼女…」