「依里、あーん」

「あーん」

現在私は、晴人さんの膝の上で甲斐甲斐しく朝食を食べさせてもらってます。

「おいし?」

「は、はい」

「口の中は痛くない?」

「だ、大丈夫」

「そっか、よかった。じゃ、もう一口」