故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~



私の後ろで固まっている二人に声をかけてから、

打たれてない方の頬に手を当てられ、上を向かされる。

「…赤くなってる。腫れるかもしれないな」

「は、はる、と、さん…」

「うん。一人でよく頑張ったね。後は任せて」

優しい笑みを浮かべて緩く抱きしめてくれる。

晴人さんの温かさが身に染みて、涙が溢れてくる。

「うぅっ…」

「大丈夫、もう大丈夫だよ」