私は二人の話についていけずに、
知らんぷりすることにした。

ソウ君にとって、私は弟子だもんね。

うんうん、そうだよ。

ー…だったら、そのままでいい。

「嫉妬って決めつけないで下さいよ」

「じゃあ、何なんだよ?

 うちのはこれでも箱入り娘だから
 やらねぇからな」

ヒソヒソと、何か話してるのもフル無視。

私は一人でカルピスを飲み干す。

あー、うま。

しばらくカルピスストックしよ。

もうすでに二本あるけど、あと三本は
いけるわ。

(無類のカルピス好きである)

「おかわりいる?」

あらやだ、ミカちゃんったら、気が利く。