『絶対やだ!』
「えっ、なんで!?」
ガタッと席を立つ私に、本気でショックを
受けてる氷室さん。
た、たしかに喧嘩強いし、優しいし、
カッコイイけど。
私…この人にGPSつけられたんだよ!?
安心して任せられる要素ある?!
それに。
私を守るのは、ソウ君だけでいいよ。
むしろ。
ソウ君じゃないと、やだよ。
『…ソウ君がいい』
私は、それだけで、強くいられるのに。
フードを被っているから、表情までは、
見えないはずだけど、悲しくてしょうがなかった。
今まで、ソウ君は〈俺が守る〉って、
言ってくれてたじゃん。
私、すっごく嬉しかったんだよ。
…それなのに、どうして?
「落ち着け王蝶。
誰もお前のことを見捨てるなんて
言ってねぇよ。
ちょっと座れ。」
「えっ、なんで!?」
ガタッと席を立つ私に、本気でショックを
受けてる氷室さん。
た、たしかに喧嘩強いし、優しいし、
カッコイイけど。
私…この人にGPSつけられたんだよ!?
安心して任せられる要素ある?!
それに。
私を守るのは、ソウ君だけでいいよ。
むしろ。
ソウ君じゃないと、やだよ。
『…ソウ君がいい』
私は、それだけで、強くいられるのに。
フードを被っているから、表情までは、
見えないはずだけど、悲しくてしょうがなかった。
今まで、ソウ君は〈俺が守る〉って、
言ってくれてたじゃん。
私、すっごく嬉しかったんだよ。
…それなのに、どうして?
「落ち着け王蝶。
誰もお前のことを見捨てるなんて
言ってねぇよ。
ちょっと座れ。」



