一期一会。−1−

「わかるよ。
 …だって、これは君と俺の師である
 壮太さんが仕組んだことなんだから」






……は?





『そ、ソウ君?!』

それに、同じ師とは?!

聞き間違いかな?

いきなりポンポンと話を進められても、
理解できないよ!

…でも、一つだけ確かなのは、
やっぱりこの出来事は誰かによって、
仕組まれていたってこと。

なんか、嫌な予感はしてたんだよね。

その首謀者がまさかソウ君だとは、
思ってなかったし、流石に思わなかった
けど。

…目の前のイケメンは、一体何の為に
私-王蝶-を探しているの?

私の敵?それとも味方?

…てか、味方ならGPSとか仕込まないよね?

険悪さが表情に出ていたらしく、イケメンは肩をすくめて苦笑する。

「そんなに睨まないで。

 俺はずっと君に会ってみたかったんだ
 よ。

 壮太さんってば、過保護みたいで
 君のことずっと隠してたからさ」

見るなって言われたら気になるじゃん?と
わかるような、わからないような理屈を
並べた。