一期一会。−1−

特に由宇、“虐め甲斐”とは何!?

ちょっと、詳しく聞かせてもらえません
かね??

急に始まった私への褒め攻撃?に苦笑。

そして、来宮さんのキャラが変わってます。

「俺のこと時雨って呼んで。

 今度こそ、仲良くしよ」

腹黒さを一切隠さずに素を出す彼は、
もう怖くない。

『いいよ、時雨』

青火、赤城に加えて翡翠高校のトップと
友達か…。

…私も偉くなったね、ヴン。

時雨は、「やった」と本物の笑顔で
喜んでいた。

すると、氷室さんが不満そうに口を
挟んできて。
 
「…俺のほうが、先に出会ったのに」

『…え?』

まるで嫉妬してるみたいな顔に
私はキョトンとした。

周りは、ブハッと吹き出していて。

普段笑わない由宇でさえ爆笑している。

…えっ、え?何!?

氷室さんは、そんな周囲を睨んで、
私の瞳をじっと見つめてくる。

「…俺のことも、名前で呼んでよ」

『…あ、そういうこと?』

何に怒っているのかと思ったら。