一期一会。−1−

食べ終わり、満足した私は、口をペーパー
ナプキンで拭くと、『ごちそうさまでした』と手を合わせる。

あー、美味しかったぁ。

お皿を亮さんに回収してもらって、
本格的に三人と話を交える。

何なの、このお茶会は…。

メンバーが異例すぎる。

『…えっと、白鷺さん。
 この前はありがとうござい
ました』

まずは、改めまして白鷺さんに御礼。

深々と一礼する私に、青火高校の二人は
不思議そう。

あ、そっか、事情知らないのか。

端的に事のあらましを説明しといた。

「そ、そんなことが…」

「よく生きて帰ってこれたね…?

 まじで、危ない…」

話を聞いて唖然とする二人に、肯定の頷きだけを返した。

本当にね。

「別に礼はいらねぇ。

 ただ…」

『ただ?』

途中で、言葉を止めて、私の目をじっと
見つめてくる。

なぁに?感謝料か迷惑料でもくれって?

ソウ君に請求すれば貰えるかな?

首を傾げて続きを待つ私に、あろうことか
色気たっぷりに微笑んだのだ。