彼もまた、階段を降りているらしい。
嘘、こんなときに人がいるよ!
下ら辺にいるけども。
やばいっ、あの人も巻き込んじゃう!
悲しいかな、私の丁度ぴったり前に
いる。
私は、己のドジに、巻き込むのは申し訳
無さすぎて、叫ぶ。
『避けてっ!』
このまま行けば、確実に餌食になる。
私の一声に、男子生徒はぱっと後ろを
振り向き、目を瞠る。
あ、この人、イケメンだ。
って、そうじゃなくって!
避けるかと思いきや、その腕を広げて
私を受け止めた。
…受け止めた!?
嘘でしょ!?かなり無理があるよ!?
ガシッと、私を包み込むと、彼は数歩
後ろによろけて地面に、押し倒された。
ドサッ。
…っ!
心臓がどくどくと激しく音をたてる。
前に倒れながらも、擦りむいた程度で
済んだことに安堵した私は、抱きしめられていることを忘れていた。
もう少しで大怪我か死の、
デッド・オア・デッドだったよ!
どう転んでもバッド・エンドだったね!
ドジすぎるわ、私。
油断大敵、と心の中で復唱、胸に刻んだ。
嘘、こんなときに人がいるよ!
下ら辺にいるけども。
やばいっ、あの人も巻き込んじゃう!
悲しいかな、私の丁度ぴったり前に
いる。
私は、己のドジに、巻き込むのは申し訳
無さすぎて、叫ぶ。
『避けてっ!』
このまま行けば、確実に餌食になる。
私の一声に、男子生徒はぱっと後ろを
振り向き、目を瞠る。
あ、この人、イケメンだ。
って、そうじゃなくって!
避けるかと思いきや、その腕を広げて
私を受け止めた。
…受け止めた!?
嘘でしょ!?かなり無理があるよ!?
ガシッと、私を包み込むと、彼は数歩
後ろによろけて地面に、押し倒された。
ドサッ。
…っ!
心臓がどくどくと激しく音をたてる。
前に倒れながらも、擦りむいた程度で
済んだことに安堵した私は、抱きしめられていることを忘れていた。
もう少しで大怪我か死の、
デッド・オア・デッドだったよ!
どう転んでもバッド・エンドだったね!
ドジすぎるわ、私。
油断大敵、と心の中で復唱、胸に刻んだ。



