一期一会。−1−

…いや、単なるキャパオーバーだよね!

(そう思い込むことにした)

…怒ってるかな、二人共。

まぁ、過ぎたことは悔やんでもどうしようもないよね。

時が解決してくれると信じよー。

『…学校、行きますか』

ソウ君からの説教が効いていて、ここ2週間近くはきちんと学生生活もこなしていた。

…とはいえ、学校は相変わらずつまんないし、話しかけるなオーラをふりまいて
ボッチを貫いている。

え?

ボッチ=スクールカースト最下位?

中学生のカースト制はシビアすぎない?

そんな学生の常識に、私を当てはめないで
くれたまえ。

友情ごっこは、私の仕事には入って
ないんで!

決して強がりじゃないからな!

登校時間より、一時間早く出た真面目少女の私は、いつものルートから大きく外れ、
遠回りすることにした。