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『…ん』
過去の夢を見ていたらしく、目を開けた
瞬間、目の橋から涙が、ほろりと流れた。
…別に、嬉しいわけでも、悲しいわけでも
ないのにな。
この夢を見ると毎回、泣いてしまう。
久々に見たなぁ、何年ぶり?
昨日桃李さんに聞かれたことが関係して
そうだ。
スマホを取って、時刻を確認すると
午前6時過ぎ。
…もう少し寝られたのに。
一度起きたら、二度寝できない性質なのが
残念である。
はぁ、と溜息を吐いて、起き上がった。
昨晩、いつも通りに仕事をこなしていた
私のもとに氷室さんが現れた。
そして、傍らには桃李さんがいて。
おかげで身バレして、リスク向上。
プラス、“王蝶”に質問までされちゃって、
一気に機嫌が悪くなった私は、勝手に
バーを出ていった。
…私、“王蝶”のとき、短気なのかな?



