「迎えに行く。
そこの路地から動くなよ。」
『え、いーの?』
「あぁ。
そのかわり、じっとしてろよ?」
プツッと切れた電話を片手に私は、
心の中で『ありがとー!』と感謝を
叫んだ。
流石紳士!そういうところ大好き!
…でも、じっとしてろよ、か…。
ソウ君ってば、私がこんなところで迷子に
なるとでも思ってんの?
子供扱いにもほどがある、とちょっとスネ
ながら路地裏を出た。
そこの路地から動くなよ。」
『え、いーの?』
「あぁ。
そのかわり、じっとしてろよ?」
プツッと切れた電話を片手に私は、
心の中で『ありがとー!』と感謝を
叫んだ。
流石紳士!そういうところ大好き!
…でも、じっとしてろよ、か…。
ソウ君ってば、私がこんなところで迷子に
なるとでも思ってんの?
子供扱いにもほどがある、とちょっとスネ
ながら路地裏を出た。



