吉村さんが戻って来た。
さっきより怖い顔してる。
「まだ終わらないの?」
「鏡を拭いて最後になります」
「時間かけ過ぎ。1時間も経ってます。15分で出来るようにして下さい」
えー!
お洒落な化粧コーナーもある、この広いトイレをたったの15分でって、厳しい……。
吉村さん、鬼だ。
相沢マネージャーの次に怖い。
「何?」
迫力のある切れ長の目で睨まれる。
「いえ。その、次から気をつけます」
とても無理ですなんて言えない。
「それから、もう少し身だしなみは気をつけて下さい。カウンターでお客様と接客をするんですから、失礼にならない程度の化粧はして下さい」
思っていた事を言われ、さらにへこむ。
やっぱりお化粧はした方がいいか。
さっきより怖い顔してる。
「まだ終わらないの?」
「鏡を拭いて最後になります」
「時間かけ過ぎ。1時間も経ってます。15分で出来るようにして下さい」
えー!
お洒落な化粧コーナーもある、この広いトイレをたったの15分でって、厳しい……。
吉村さん、鬼だ。
相沢マネージャーの次に怖い。
「何?」
迫力のある切れ長の目で睨まれる。
「いえ。その、次から気をつけます」
とても無理ですなんて言えない。
「それから、もう少し身だしなみは気をつけて下さい。カウンターでお客様と接客をするんですから、失礼にならない程度の化粧はして下さい」
思っていた事を言われ、さらにへこむ。
やっぱりお化粧はした方がいいか。



