「何言ってるの!そんな事出来る訳ないでしょ」
「私は知らないからね」
伝票を持っておばあちゃんがレジに向かった。
本当に頑固で困る。
いらないって言っているのに。
このままにしておく訳にもいかず50万円と、おばあちゃんが置いていった黒須の写真を持って、私も席を立った。
「ねえ、おばあちゃん、待ってよ」
ファミレスの外を黙って歩くおばあちゃんを追いかけた。
おばあちゃんは何も言ってくれない。
本当に頑固。
おばあちゃんはそのままレンタル店の前を通り過ぎて駅の方に行ったから、追いかけるのはやめた。
今日の所は連れ戻されずに済んだからこのまま別れた方がいい。
黒須にまた確かめたい事も出来たし……。
なんて聞けばいいんだろう。
愛理さんとキスしている写真を見せて、どこがでっち上げなのって訊くの?
やだな。こんな事聞きたくない。
写真も見たくなかった。
「私は知らないからね」
伝票を持っておばあちゃんがレジに向かった。
本当に頑固で困る。
いらないって言っているのに。
このままにしておく訳にもいかず50万円と、おばあちゃんが置いていった黒須の写真を持って、私も席を立った。
「ねえ、おばあちゃん、待ってよ」
ファミレスの外を黙って歩くおばあちゃんを追いかけた。
おばあちゃんは何も言ってくれない。
本当に頑固。
おばあちゃんはそのままレンタル店の前を通り過ぎて駅の方に行ったから、追いかけるのはやめた。
今日の所は連れ戻されずに済んだからこのまま別れた方がいい。
黒須にまた確かめたい事も出来たし……。
なんて聞けばいいんだろう。
愛理さんとキスしている写真を見せて、どこがでっち上げなのって訊くの?
やだな。こんな事聞きたくない。
写真も見たくなかった。



