馬車を降りると、目の前に高く広く玄関に続く階段があり、真ん中には赤い絨毯が敷き詰められている。
余りの高さにサラは一瞬足がすくむ。
ドキドキと脈打つ心臓の音が、カイルにまで聞こえてしまうのではと、心配になる程高鳴る。
「ゆっくり登るから転ばない様に。」
カイルが笑いかけてくれ、少し気持ちが落ち着く。
カイルの腕に掴まりながら慎重に階段を踏み締めた。
やっと階段を登り終え、玄関に近付けば見知った顔の団員が立っていた。
カイルに向けて敬礼をするその姿を懐かしいとサラは自然と笑顔になる。
ふと、兵士と目が合いびっくり顔で固まってしまう。
「……リューク殿⁉︎」
彼はよく食堂で顔を合わせ、いつも気軽に声をかけてくれたコイル少佐だった。
「リュークの妹のサラと申します。その節は兄がお世話になりました。」
丁寧にお辞儀をして笑いかける。
「こちらこそ。そっくりなご兄妹ですね…。」
別人だと思ってくれたんだろうか?びっくり顔のコイルを後に会場内に入る。
ロビーを抜けると、行き交う人も増えカイルとサラにお辞儀をしたり、微笑み返してくれたりと忙しくなる。
カイルが分かる限り、名前や人物について教えてくれる。
余りの高さにサラは一瞬足がすくむ。
ドキドキと脈打つ心臓の音が、カイルにまで聞こえてしまうのではと、心配になる程高鳴る。
「ゆっくり登るから転ばない様に。」
カイルが笑いかけてくれ、少し気持ちが落ち着く。
カイルの腕に掴まりながら慎重に階段を踏み締めた。
やっと階段を登り終え、玄関に近付けば見知った顔の団員が立っていた。
カイルに向けて敬礼をするその姿を懐かしいとサラは自然と笑顔になる。
ふと、兵士と目が合いびっくり顔で固まってしまう。
「……リューク殿⁉︎」
彼はよく食堂で顔を合わせ、いつも気軽に声をかけてくれたコイル少佐だった。
「リュークの妹のサラと申します。その節は兄がお世話になりました。」
丁寧にお辞儀をして笑いかける。
「こちらこそ。そっくりなご兄妹ですね…。」
別人だと思ってくれたんだろうか?びっくり顔のコイルを後に会場内に入る。
ロビーを抜けると、行き交う人も増えカイルとサラにお辞儀をしたり、微笑み返してくれたりと忙しくなる。
カイルが分かる限り、名前や人物について教えてくれる。



