最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 慌ててさっきの発言を取り消そうと口を開く。

 だけど、新さんがそれよりも先に私の手を握った。

「こっちのほうが服よりも頼りがいはあるだろ。」

「……っ、あ、ありがとうございますっ……。」

 まさか新さんに手を握られるなんて思ってなかったから、つい声が上ずってしまう。

 新さんの手をは私よりも大きくて、がっしりしていて……何もかもを包み込んでくれそうな手をしている。

 やっぱり、新さんは安心させてくれる天才だっ……。

 いつも私の心の中を読んだかのように分かってくれるし、こうやって気遣ってくれる。

 甘えちゃダメだってわかってはいるけど、新さんにはつい甘えてしまう。

 その時、自分の胸がドキドキとうるさく高鳴っていることに気付いた。

 心拍数がどんどん上がっていく感じで、顔が火照っていく。

 な、何でこんなに緊張してるの……私……。

 今までもドキドキしたことはあったけど、ここまでドキドキしたことはない。

 新さんに突然手を握られたから?新さんの手が大きいって気付いたから?