最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 新さんは寮生だから、余計にそう考えてしまう。

「栞、生徒会お疲れ。」

 そうやって考え込んでいた時、新さんの声が聞こえた。

「新さんもお疲れ様ですっ。」

 私も新さんと同じものを返し、ふふっと微笑む。

 そんな私を見てから、新さんは心配そうに私にこう尋ねてきた。

「生徒会の奴らに何もされていないか?大丈夫だったか?」

「……はいっ!皆さんとっても優しいですっ!」

 ふふっ、新さんは心配性なんだな……って、心配をかけた私が言っちゃいけないけど。

 ここまで過保護にならなくてもいいのにな、と考えるけど実は嬉しかったりもする。

 だけど、新さんはこんな私に付き合っていてもいいのかな……。

 新さんは新さんの事情があるだろうし、私情で新さんのことを振り回したくない。

 改めてそう思い、私は新さんに尋ねてみることにした。

「新さん、時間も時間ですしやっぱり私、一人でも帰れますよっ?それに新さんは寮生なんですから、送ってもらっていたら時間が……」

「そんな事気にしなくて良い。」