創さんも完全に疲れ切っているのか、うとうととしかけている。

「ふふっ、先輩が生徒会に入ってきてくれて嬉しいなぁ~。」

 その時、都真君が嬉しそうに満面の笑みでそう言った。

「そ、そうなのかな……。だって私あと入りで、他の人に迷惑とかかけちゃうかも……。」

 本当はあと入りって、あんまり良くないと思う。

 だから皆さんの反応が凄く心配だった。

「先輩はそんな心配しなくても良いんですよ~。それに、先輩は迷惑じゃなくてすっごく貢献してくれてますからっ!」

「こ、貢献……?」

 私、あんまりできてないと思うんだけどな……。

 都真君が言う貢献が何の事か分からなくて、つい首を傾げてしまう。

 そんな私に都真君は笑顔のまま、大きくこう言い放った。

「先輩すっごく仕事速くって本当は今日のお仕事もう少しかかる予定だったんだけど、予想よりもはるかに早く終わったんですよね。先輩、そんな涼しい顔してますけど、物凄い量の仕事をしてましたし。」

 そ、そうだったの……?

 生徒会活動が思った以上に楽しくて、つい夢中になっちゃってただけだと思うけど……。