最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 僕もそこまで無慈悲なわけでもないから、柊木さんの為に話題を変えてあげよっと。

 それにこれは、僕も気になっていることだし。

「勘違いだと思うけど、君に会った気がしてならないんだ。僕は。」

「え……?」

 君の言動が元宮神菜に似ている気がしてならないんだよね。

 僕も元宮神菜には一回きりしか会ったことないんだけど、それでも分かるんだ。

 仕事に来た時の元宮神菜は、この世に同じ生を受けた者とは思えなかった。

 それくらい、綺麗で美しくて……素敵な人物だったんだ。

 元宮神菜を探す者は数知れず。自分の命さえも犠牲にする輩だっているくらいだし。

 僕だってそれは例外じゃない。むしろ探しているほう側。

 まぁ……見つかってないんだからお手上げ状態だけど。

 一方、柊木さんはかなり動揺しているのか視線を泳がせている。

 その仕草に、ある違和感を覚えた。

 ん?何で柊木さんがこんなに動揺して……。

 さっきも驚きから動揺を見せた柊木さんだったけど、今はそれの比にならないくらい驚いている。