最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

「ずっと前から君に聞きたかったことがあるんだ。」

「……な、何でしょうか?」

 僕のその問いに、明らかに動揺を見せた柊木さん。

 ……うん、何かがあるのはきっと確定だ。

 僕は改めてそう思いながら、彼女にその聞きたかったことを尋ねた。

「君は人間なのに、どうしてこの学園に編入できたの?ずっと気になっていたんだよね。」

 この学園は人間が編入できるところではないし、編入さえも難しい。

 だから僕は、そんな君のことが途轍もなく気になるんだ。

 一瞬柊木さんは驚いたような表情をしたけど、すぐに真剣な顔になりこう答えた。

「実はその事についてなんですけど……私も知らないんです。」

 ……ふーん、知らない、ね。

「知らない、なんてことはないでしょ?」

「……っ!?」

 きっと柊木さんは知っている。だけどその事を話したくはない。

 ……やっぱりこれは、面白くなりそうだ。

 柊木さんはあからさまに驚いて目を見開いていて、視線を下に下げている。

 あはは、流石にちょっと可哀想な事したかな。