最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 いつもここで中庭に向かうけど、今日は全く違う方向へと向かう。

 新さんとお話はしたいけど、生徒会のお仕事頑張るって決めたから……。

 そんなことをぐるぐる考えて、いつの間にか着いていた生徒会室の扉を開ける。

「失礼しますっ……!」

 大きな声で挨拶をし、生徒会室に足を踏み入れる。

 だけどまだ皆さん来ていないのか、創さんと白風君の二人しかいなかった。

「あっ、栞さんお疲れ様です。」

「先輩、お疲れ様ですっ!先輩の席は僕の隣ですよっ!」

 創さんと白風君がそれぞれ挨拶をしてくれる。

 私も「お疲れ様です。」と返して、白風君に言われた席に座った。

 私の机には、もう私の分の資料が置いてあってやり方まできちんと書いている。

「先輩、何かあったら僕に聞いてくださいっ!多分、大体のことは答えられるのでっ!」

「ふふっ、うんっ。ありがとう、白風君!」

 やっぱり優しい人ばっかりだ……。

 そんな思いを抱きながら、早速仕事に向かう。

 でもその時白風君から名前を呼ばれ、思わず動きを止めてしまった。